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小説 R・O・H(レジスタンスオブホスト)13

「おい山田!遅いじゃないか!ごみ捨てるのに何分使ってるんだ!?」

「すいません。タバコ吸ってたんで・・・」

作業帽を深くかぶり、山田は頭を下げた。

「ちっ、アルバイトはいい気なもんだぜ。」

「ま、そんなとこです。深夜手当てがあってナンボですから。」

山田は、自分のロッカーを見つけると、急いで胸に自分のネームプレートをつけることを忘れなかった。

「・・・・・まあいい。今は急な仕事もないから許してやるよ。」

「ありがとうございます。・・・・・し、品穂さん?」

「ああ・・・・・変な名前だろ?」

「そんなことないです。」

「へっ、急におとなしくなりやがって。ニコチンの性か?って・・・・おい!クリーニングマシンを持ってどうする気だ?」

山田は、部屋の隅に置いてあったホテルの床を洗浄するためのマシンをひきずって、部屋を出ようとしていた。

「・・・・・床を磨こうと思って・・・・することないし・・・」

「昼間やったろうが。もう忘れたのか・・・」

「たしか、東館の6階以降にやり忘れた箇所を思い出したんです。」

「今から?仮眠取らなくていいのか?」

「若者は一日くらい徹夜しても大丈夫ですよ。」

「俺もまだ三十だけどな。いいよ。やってこいよ。」

「ありがとうございます。品穂さん。」

山田は、愛想のいい笑顔を品穂に向けた。

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